脳中予後予測セミナー

脳卒中予後予測オンラインセミナー2021
理論編を大幅アップデート!CRASEEDの新しい研究知見を交えて、世界の最新動向をお伝えします

脳卒中はリハビリテーション診療で患者さんがもっとも多い疾患。何を診療の中心に据えるかが分かれば、取り組みやすくなります。そのためには、どの程度よくなるか、予後予測が重要です。
このセミナーでは、機能評価と予後予測の考え方の基本、予後予測研究の大幅アップデート、すぐに役立つ実践的手法、そして診療現場に活かす症例検討をお伝えします。

【配信日時】2021年11月6日(土)10:00〜16:00


【講師】
道免 和久 先生(兵庫医科大学リハビリテーション医学講座 主任教授)
小山 哲男 先生(兵庫医科大学リハビリテーション医学講座 特別招聘教授)
内山 侑紀 先生(兵庫医科大学リハビリテーション医学講座 講師)
梅田 幸嗣 先生(兵庫医科大学病院リハビリテーション技術部 理学療法士)


【プログラム】
ー午前の部ー
■ 脳卒中予後予測総論
 道免 和久 先生(兵庫医科大学リハビリテーション医学講座 主任教授)
■ 脳卒中予後予測の理論
 小山 哲男 先生(兵庫医科大学リハビリテーション医学講座 特別招聘教授)
ー午後の部ー
■ 脳卒中予後予測の実践 〜FIMを使った予後予測法〜
 内山 侑紀 先生(兵庫医科大学リハビリテーション講座 講師)
■ 症例検討① 〜歩行・ADLに着目して〜
 梅田 幸嗣 先生(兵庫医科大学病院リハビリテーション技術部 理学療法士)
■ 症例検討② 〜脳出血の1例:症状と回復スピード、脳画像を中心に〜
 小山 哲男 先生

受講者からの声

※受講者アンケートの一部をご紹介いたします。

予後予測って上手くいかない事も多く、悩みでしたが、臨床での評価・治療と同じで、予測が外れた時になぜだったのか、要因を分析する事でそれが積み重なる事で自分の中での臨床観や、予後に対する考え方が養われるのだと改めて感じる事が出来ました。(PT 6年)
非情に分かりやすく、多方面からの予後予測について検討することの必要性を実感させられました。ありがとうございました。(PT 20年)
予後予測の内容についての説明の後、実際の症例に当てはめて経過を説明していただいため、とてもわかりやすく私も実践しやすくなりました。(PT 6年)
帰結予測を考える際の要点が端的にまとめられて聞きやすかったです。また、高次脳機能障害について、1次野・連合野の位置と関連させた機能の理解の仕方はとても勉強になりました。(Dr)
普段臨床で行っている予後予測は、経験からの推測が中心だったため、今回の講義は大変勉強になりました。明日からの臨床で活かしていきたいと思います。わかりやすい講義をありがとうございました。(OT 10年)
年齢や脳画像、家族構成などから機能やFIMの改善度、自宅復帰率等を予測しており、正直大変だなと感じました。また予後予測において、チーム全体で係わる必要性を感じました。計算式やグラフを用意し、明日からの臨床現場で生かしていきたいと思います。大変貴重な研修を開催していただき、ありがとうございました。(OT 10年)
午前中の予測法を午後で症例を用いて当てはめながら進めていたため内容の理解がおこないやすかったです。臨床経験が浅く見通しの立てづらさを感じていたため、受講してよかったと思いました。ありがとうございました。(OT 1年)
これまで具体的な予後予測の方法を知らず、自分のこれまでの経験からのイメージが主であり予後予測に自信がなく目標設定やプログラムの段階など定まらずに迷う事がありました。また、経過とともに障害受容過程である患者様へどのような声掛けを行えば良いかわからず悩むことが多かったです。今回、『多面的な予後予測をする』術を教えて頂いたので、臨床現場で学びを患者様へ還元できるよう繰り返し活用し自分のモノにしていきたいと思います。また、現在小脳・脳幹出血の患者様を担当しまさに経過・予後に悩んでいるため、現在未確立の障害像に対する予後予測の道しるべも今後ご提示頂けると非常に嬉しく思います。貴重なご講演ありがとうございました。(OT 5年)
後半で実際の症例に講義の内容を落とし込んで提示してくれる事で復習もしつつ、実践的な内容を学習する事ができたのでありがたかったです。ありがとうございました。(PT 15年)
あらゆる視点から予後予測が出来るとこが分かった。患者さんに介入する際は何となくで予後予測していたが、介入初期からご教授いただいた内容含め評価し、退院時と比較し、考察することで学びが得られ自分自身のスキルアップに繋がると感じた。統計や分析が苦手ということもあるが、梅田先生の講義がとても分かりやすく取り入れやすいと思った。また参加出来ればと思います。(OT 2年)
概論から理論編、実際の症例提示からの予後予測法は、とても勉強になりました。活用できるように復習し、部門内で知識の共有をしたいと思います。(OT 16年)
改めて予後予測の勉強になりました。普段の臨床から意識して考えて行けたらと思います。(OT 5年)

【主 催】兵庫医科大学リハビリテーション医学講座
【共 催】NPO法人リハビリテーション医療推進機構CRASEED
    一般社団法人CRASEED MEDICAL
    一般社団法人リハビリテーション科学研究会