受講者の声

リハビリテーションのための嚥下障害と栄養
【日時】2018年9月22日(土)10:00〜16:00
【会場】兵庫医科大学
【講演内容】

・『回復期のNST最前線 サルコペニア・フレイル対策』
 吉村 芳弘 先生(熊本リハビリテーション病院 リハビリテーション科 副部長/栄養管理部長)

・『回復期病棟における管理栄養士の関わり』
 嶋津さゆり 先生(熊本リハビリテーション病院 栄養管理部 栄養管理科 科長)

・『嚥下障害の基礎と栄養との関連性 嚥下障害の評価とリハビリテーション』
 福岡 達之 先生(広島国際大学 総合リハビリテーション学部 言語聴覚学専攻 准教授)

・『嚥下障害と栄養管理〜看護師の立場から〜』
 永野 彩乃 先生(西宮協立脳神経外科病院 看護部 摂食嚥下障害看護認定看護師/NST専門療法士)

・総合討論:『リハビリテーション医療における栄養管理の未来』

受講者様からいただいた、受講後の感想を一部ご紹介いたします。

「Nsやリハビリスタッフと、栄養が治療の礎となる重要なものであるという共通認識をもつ大切さを実感(管理栄養士)」
基礎から最新のエビデンスを学べた点がとてもよかったです。全ての内容が詰まっており、大変勉強になりました。先生方の想いが伝わり、もっと勉強して患者様のために頑張ろうと思いました。(管理栄養士 4年)
全ての先生方の話は、明日からすぐに実践できることや伝達できることばかりで、すごく有意義な時間を過ごすことができました。(ST 2年)
嚥下の基礎から簡単なリハの方法、栄養の大切さや様々な職種が関わっていることが、通所リハで働いているものにも刺激のある内容でした。PTの私にも分かりやすく、みなさま熱くて聞き易かったです。(PT 7年)
STとして栄養面の勉強をする機会が今まで少なかったので、栄養士さんのお話しを聞けたことで、職場の管理栄養士さんとも関わっていけると感じ、大きなきっかけとなりました。(ST 2年)
今回勉強した内容をコメディカルで共有して役立てたいと思います。すべての講師の講演が、現場で役立てそうな内容でした。(Ns 30年)
高齢者は食べられないのが当然で仕方ない、でもその一方でリハはしなければならない状況で、どうすればよいか突破口を探しておりましたので、Nsやリハビリスタッフと、栄養が治療の礎となる重要なものであるという共通認識をもつための材料をいただきました。(管理栄養士 11年)
サルコペニアは褥瘡形成リスクの評価で普段から用いていますが、より深く学ぶことができました。食欲がない高齢者も多く入院されており、自施設の管理栄養士にも共有したいです。(Ns 19年)
わかりやすく、あっという間でした。まず受け持ち患者の栄養などを再確認したいです。高齢で体重減少、食欲不振の患者を受け持っており、今回の研修を元にもう一度考え直してみようと思いました。(ST 7年)
患者さんの食事観察の際、何が原因で食べられないのか、嚥下面ではどいういう問題があるかを発見できるようにと考えていました。自分は今何をすべきか、どう動いていけばいいのか、どこに視点を置けばいいのか、様々な見方を学ぶことができました。今後に生かしていきたいと思います。(管理栄養士 1年)
NST準備段階ですので、今回の先生方の講義内容はとても参考になりました。カロリー面のみでなく、組成表を見て筋肉量の確認、活動量も踏まえ、再度見直していきたいと思います。(ST 11年)
他職種における栄養に関する視点を知ることができ、今後チームで患者様をサポートする上で連携する参考になりました。(0T 3年)
新しい知識、情報を知ることができました。すぐに臨床で活かせることもですが、栄養や運動などST以外の職種との情報共有、目標共有が必要なこと、知ってほしい内容がありました。施設で活かせるように活動していきたいです。(ST 4年)
嚥下やサルコペニア、フレイルについての知識が少なかったので、難しいところもありましたが、帰って学びたいと思います。また、普段栄養士さんと話すことが少ないので、自分の患者さんの摂取量について知り、もっとコミュニケーションを取りたいと思います。(0T 2年)
看護師さんからの視点で栄養管理をどのように考えているのかや、ケアのアセスメント項目に入っていることを改めて知ることができてよかったです。看護師さんに栄養について考えてもらう突破口になりまそうです。(管理栄養士 7年)
集団起立訓練と栄養の組み合わせの話は、患者への負担を考える上で為になりました。(PT 5年)
運動と栄養の関連がわかり納得するところが多かったです。今まで栄養まで考えられていなかったので、参考にしていきます。(OT 7年)
どの先生も、解剖などの基礎から臨床での活用や臨床で気をつけること、論文など、たくさんの情報を伝えてくださって、とてもありがたかった。特にリハ職と栄養科の連携は勉強になった。勉強に対するモチベーションを上げてくださって有難うございました。(PT 3年)
最新の嚥下評価、訓練、リハビリテーションのための栄養の流れ等を知ることができ、NSTや管理栄養士さんとの連携を図りたいと思いました。(ST 2年)
NSTを行なっているが、理解が浅かったので嚥下障害の基礎が勉強できました。様々な職種の方から見た嚥下障害について、まとめてお話しが聞けたので理解が深まりました。(管理栄養士 2年)
私を含め、職場の者も知らないであろうことが沢山ありました。まずはその知識を伝達し、栄養やリハの点で取り入れていけるよう働きかけたいと思います。(PT 10年)
当たり前のこと、基本的なことを実施続けていくことの大切さを改めて考えさせられました。どの講師もわかりやすく、面白く聞くことができました。(ST)