受講者の声

多職種でこだわる「口から食べるためのアプローチ」
【日時】2017年9月9日(土)10:00〜16:00
【会場】兵庫医科大学
【講演内容】

・『食べる幸せをサポートするための食事介助スキルとKTバランスチャート活用のススメ』
 小山 珠美先生(JA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院 看護師/NPO法人 口から食べる幸せを守る会 理事長)

・『食べられる口をCREATEするためのオーラルマネジメントによる口腔環境の整備』
 岸本 裕充先生(兵庫医科大学 歯科口腔外科学講座 主任教授)

・『食べる力をマネジメントするための嚥下機能評価とアプローチ』
 福岡 達之先生(広島国際大学 総合リハビリテーション学部 言語聴覚療法学専攻 准教授)

・『摂食嚥下医療の多職種協働を追求して』森脇美早先生
 森脇 美早先生(みどりヶ丘病院 リハビリテーション科 部長)

受講者様からいただいた、受講後の感想を一部ご紹介いたします。

「食べられないことは全て患者に要因があると考えてしまっていた自分がいました。今日からまずは自分の意識改革から始めたいと思います。」
口腔ケアの正しい知識と技術で肺炎や誤嚥を予防できる事、多職種や家族との連携でケアを受ける方のサポート方法を統一し、食べる幸せをいかに見つけていくかといった内容は、とても勉強になりました。(介護福祉士 15年)
摂食についての重要性は臨床において分かっていましたが、実行に移せずにいたので、今日の講義を元に臨床で実践していきたいと思います。(PT 6年)
当院でどのようにアプローチすれば良いか、チームで話し合いたいと思います。色々な障害(DrがNO、スタッフが面倒という)があると考えていて、心が折れそうになっていましたが、今回の講演を聞いて「自分は何をすべきか」を考えています。(Ns 10年)
知識の整理ができ、評価の大切さを改めて感じた。(Dr 18年)
食事時の環境設定、患者さんの好きな食べ物を試すだけで、誤嚥が防げることが分かりました。理学療法士として、シーティングにしっかり関わっていきたいと思いました。(PT 3年)
歯科衛生士としてどのような関わりをしないといけないのか、考えさせられました。(歯科衛生士 25年)
新しい発見や、明日からの取り組みに対し、どう動けばよいかヒントになった。内容の濃い日でした。(PT 6年)
今まで自分が正しいと思っていた口腔ケアや食事介助方法が、相手に不快な思いや怖さを与えていたのだと反省することが多々ありました。患者さんご本人の病気のせいだと思い込んでいた面もあったので、今日学んだことを職員に話し、多職種との連携を図り、出来ることから始めようと思います。大変勉強になりました。
スキル、マンパワー等、困難な部分もありますが、目的が明確になったのでチームで取り組んでいきます。(管理栄養士 15年)
安易な絶食は意味がないと話されたのが印象的で考えさせられました。患者様が苦しい状態を続けさせてはならないと、よりスキルが必要だと感じました。(ST 3年)
どの講師の先生も、患者さんの疾患や症状だけではなく、全体をみてらっしゃるなと思い、色々と考えるきっかけになる話しばかりでした。(Ns 9年)
経管から経口に消極的な職場なので、症例や動画を交えた講演でわかりやすかった。自身が今、何をすべきか発信していけるように知識をつけたいと思いました。(ST 3年)
思いの強い先生方に話していただき、自分の意識も変わったように思います。出来ることを見つけてアプローチしていきます。(Ns 2年)
食べる時だけではなく、食事前、食事後も重要だとわかり、勉強になりました。(OT 7年)
口腔ケアは回収までが大切だと気づくことができました。多職種協働という言葉に感銘を受けました。(Ns 17年)
食べられないことは全て患者に要因があると考えてしまっていた自分がいました。今日からまずは自分の意識改革から始めたいと思います。(Ns 9年)
食べることの意味について、もっとスタッフで論議し、モチベーションをあげていきたいと思いました。(Ns 34年)
摂食嚥下に対しては日頃の介助が全て否定されてしまい、大きなショックを受けました。これから気をつけていこうと思います。(Ns 25年)